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大型特殊鉄蓋(既設)の追加安全対策施工例

施工日 平成24年11月7日

近年のゲリラ豪雨及び処理区域の拡大により、局地的な豪雨が発生した場合に、100m先にあるポンプ施設のゲートを操作する可能性もある為、直近の既設鉄蓋類の安全対策について機能強化用にステンレス製中蓋とセーフティーネットを設置する事になった。
隣接するマンホール蓋から送風しながら酸素濃度と硫化水素濃度を計測。


大型特殊鉄蓋から内部を見た様子。人孔内部の酸素濃度と硫化水素濃度を計測。

作業状況。
通常平地では酸素濃度21.0%のところ人孔内部が20.5%。硫化水素濃度は0%。安全が確認されたので作業開始。ちなみに富士山山頂の酸素濃度は13%。
人孔内部を高圧洗浄機にて清掃。
清掃作業中。
作業用足場の設置準備。
足場設置。足場屋さんのセンスは抜群でした。
作業スペースの確保。
ステンレス中蓋を設置する為、L型アングルを取り付けます。アングル寸法に合わせてアンカー孔を開けるこの作業が最大の難所。
アンカー孔削孔中。
アンカー孔にケミカルを注入。
使用アンカーは躯体に対し、無打撃・ストレスフリーな「ハンマレストップアンカー」を使用。

まず、三山工業叶サのセーフティーネットを設置。φ6mmのステンレスワイヤーを3本使用することにより、長期に渡る耐久性にも配慮。

詳細図面 (PDF形式)

中蓋を下部から見たリブの状況。材質はオールSUS304。6mm厚。

詳細図面 (PDF形式)

L型アングルに中蓋を載せ、M12六角ボルトで緊結して作業終了。

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